紙版『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』発売!

PHPフレームワークの入門書『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』が10/25に発売になりました。

発売直後ですが、すでに昨日Amazonで在庫切れになってしまったようです。

Amazonのスクリーンショット

出版社によると、

とのことです。

FuelPHPとは?

FuelPHPは高速軽量なオープンソース(MITライセンス)のPHP 5.3以降のフレームワークです。

「規約より設定」を重視しており、強制的な規約は最小限に抑えられており覚えないといけないことが少なく、また、見やすい公式ドキュメントがあり、フレームワーク初心者にも習得が容易です。

日本でも非常に人気があり、多くの日本語情報やドキュメント、ユーザ、採用実績があり、3大フレームワークの1つに数えられることもあります。

先日も堀江貴文氏プロデュースの『TERIYAKI』がバックエンドにFuelPHPを使っているという記事がありました。

『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』とは?

PHPフレームワークである「FuelPHPの入門書」、かつ、「PHPフレームワークの入門書」です。

ただし、PHPの入門書ではないので、PHPの文法など言語仕様に関する基本的な知識(PHP5技術者認定初級程度以上)は必須です。

FuelPHPの最新バージョン1.7.2に対応しています。

Windows、Mac OS X、GNU/Linuxそれぞれの環境での開発環境の構築方法とNetBeansの使い方を解説した「第1部 環境構築編」。

MVCパターンの基本から、FuelPHPを使ったコーディングの基本、FuelPHPの主要な機能の概要、そしてユニットテストの基礎を紹介する「第2部 入門編」。

ブラウザから問い合わせを受けるための「コンタクトフォーム」の作成を通じて、実際のWebアプリケーション開発の流れを示す「第3部 実践編」。

この3部構成により、フレームワーク初心者でもFuelPHPが使いこなせるようになる一冊です。

レビューなど

すでに以下のレビューをいただいてます。

紙版と電子版との違い

もともとこの本は達人出版会から電子版が出版されており、現在も販売されています。

達人出版会の電子版も10/25にアップデートされv1.1.0になり、内容は紙版と同じになりました。なので、違いは媒体とその見た目だけになります。

最初からじっくりと読んでコードを打ち込みたい、頻繁に引きたいという場合は、やはり紙版が読みやすいと思います。また、紙版はフルカラーで見やすいです。

紙版↓ 『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』ページサンプル

『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』ページサンプル

部分的に知りたいことを調べたい、ざっと読んでみたいという場合は、電子版(PDF/EPUB)もいいでしょう。達人出版会の電子版は、3冊に分かれており、一部のみを買うこともできます。

また、紙版は文字をゆるめに組版されており、ページ数が488ページと少々厚くなってしまっています。また、フルカラーということもあり、結果的に値段が少々高くなっています。

電子版の方が少し安いです。

紙版を500円オフで買う裏技

この紙版を500円引きで買う裏技がありましたので、ご紹介します。

出版社のラトルズネットでは新規会員登録で500ポイント(=500円)がプレゼントされます。つまり、会員登録してそのポイントを使い購入すれば500円オフで買えるというわけです(詳細)。

関連

Tags: fuelphp, book

PHPフレームワーク入門書『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP』がAmazonで買えるようになりました!

いえ、別にAmazonじゃなくて他の書店でも買えるんですが。

『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP』はもともと達人出版会から電子書籍としてのみ販売されていました。しかし、「はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP」でGoogle検索してみると、

Google検索のスクリーンショット

このように「Amazon」を調べている人が多いことがわかります。

しかし、残念ながら今までAmazonや他の書店では扱っていませんでした。

紙版が出版されます!

今回、紙版『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』が2014/10/25に出版されることになりました。普通の出版社からの出版ですので書店でお求めになれるようになりました。

『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』のカバー

以下の出版社のサイトからも直接送料無料で購入することができます。

もちろんAmazonからも購入することができます。

FuelPHPとは?

FuelPHPは高速軽量なオープンソース(MITライセンス)のPHP 5.3以降のフレームワークです。

「規約より設定」を重視しており、強制的な規約は最小限に抑えられており覚えないといけないことが少なく、また、見やすい公式ドキュメントがあり、フレームワーク初心者にも習得が容易です。

日本でも非常に人気があり、多くの日本語情報やドキュメント、ユーザ、採用実績があり、3大フレームワークの1つに数えられることもあります。

先日も堀江貴文氏プロデュースの『TERIYAKI』がバックエンドにFuelPHPを使っているという記事がありました。

『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』とは?

PHPフレームワークである「FuelPHPの入門書」、かつ、「PHPフレームワークの入門書」です。

ただし、PHPの入門書ではないので、PHPの文法など言語仕様に関する基本的な知識(PHP5技術者認定初級程度以上)は必須です。

FuelPHPの最新バージョン1.7.2に対応しています。

Windows、Mac OS X、GNU/Linuxそれぞれの環境での開発環境の構築方法とNetBeansの使い方を解説した「第1部 環境構築編」。

MVCパターンの基本から、FuelPHPを使ったコーディングの基本、FuelPHPの主要な機能の概要、そしてユニットテストの基礎を紹介する「第2部 入門編」。

ブラウザから問い合わせを受けるための「コンタクトフォーム」の作成を通じて、実際のWebアプリケーション開発の流れを示す「第3部 実践編」。

この3部構成により、フレームワーク初心者でもFuelPHPが使いこなせるようになる一冊です。

フルカラーで見やすい

紙版なのでもともと見やすいということもありますが、さらに、フルカラーで印刷されています。

『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』ページサンプル

『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 改訂版』ページサンプル

なぜ今、紙版を出すのか?

FuelPHP 1.xの開発が最終局面に入っており、今後大きな仕様変更がないからです。

紙の書籍は一旦印刷すると変更はできません。なので、あまりにすぐに陳腐化して使えなくなってしまうと困ります。ある程度の期間、陳腐化せずに通用することが期待できるためこのタイミングで紙版を出版しました。

FuelPHP 1.xの開発は1.7が最終バージョンであり、今後の開発は2.0に移っています。

では、2.0がリリースされるとすぐに1.xは保守されなくなってしまうのではないか?という疑問が生じますが、そうはなりません。

公式に「2.0がベータステージに達した段階で1.xの最終のLTS(長期サポート)版をリリースする」と表明されています。ということでFuelPHP 1.xは安定的に長期間使い続けることができます。

関連

Tags: fuelphp, book

BEAR.Sundayでコンタクトフォームを作ってみる⑨

BEAR.Sundayでコンタクトフォームを作ってみる⑧の続きです。

クラスファイルに記載されているメールの設定を設定ファイルに移動します。

Contact\Formリソースの変更

メールの件名も設定できた方がいいので、ついでに設定にします。

--- a/src/Resource/App/Contact/Form.php
+++ b/src/Resource/App/Contact/Form.php
@@ -14,21 +14,29 @@ use BEAR\Resource\ResourceObject;
 use BEAR\Resource\Code;
 use Kenjis\Contact\Service\SwiftMailerFactory;
 use Ray\Di\Di\Inject;
+use Ray\Di\Di\Named;

 class Form extends ResourceObject
 {
     private $mailerFactory;

+    // Email subject
+    private $subject;
     // Email account info to receive posted data
-    private $adminEmail = 'admin@example.org';
-    private $adminName = 'Administrator';
+    private $adminEmail;
+    private $adminName;

     /**
      * @Inject
+     * @Named("config=contact_form")
      */
-    public function __construct(SwiftMailerFactory $mailerFactory)
+    public function __construct(SwiftMailerFactory $mailerFactory, $config)
     {
         $this->mailerFactory = $mailerFactory;
+
+        $this->subject    = $config['subject'];
+        $this->adminEmail = $config['admin_email'];
+        $this->adminName  = $config['admin_name'];
     }

     /**
@@ -63,7 +71,7 @@ class Form extends ResourceObject
         ];

         $mailer = $this->mailerFactory->create();
-        $mailer->setSubject('Contact Form')
+        $mailer->setSubject($this->subject)
             ->setFrom($data['email'], $data['name'])
             ->setTo($this->adminEmail, $this->adminName)
             ->setTemplate('mailer/contact_form.twig', $data);

コンストラクタで名前付きインジェクション(@Named("config=contact_form"))を使い、引数$configに設定contact_form(配列)をインジェクトします。

設定ファイル

BEAR.Sundayの設定ファイルvar/conf/constants.phpに設定contact_formを追加します。

--- a/var/conf/constants.php
+++ b/var/conf/constants.php
@@ -24,6 +24,11 @@ return [
         // optional
         'master_db' => $masterDb,
         'slave_db' => $slaveDb,
+        'contact_form' => [
+            'subject'     => 'Contact Form',
+            'admin_email' => 'admin@example.org',
+            'admin_name'  => 'Administrator',
+        ],
     ],
     'dev' => [],
     'api' => [],

これで設定を設定ファイルに追い出せました。

今日はここまでにします。

続く。

過去記事

関連

Tags: bear