FuelPHP 1.xのComposerでのセットアップ

FuelPHP 1.7のComposerによるインストールで解説した方法のGitリポジトリをGitHubで公開しました。

(2014-07-14 追記) FuelPHP 1.7.2から正式にComposerによるインストールが可能になりました。詳細は、FuelPHP 1.7.2のComposerによるインストールを参照してください。

使い方

リポジトリをcloneします。

$ git clone git@github.com:kenjis/fuelphp-1.x-composer ProjectName
$ cd ProjectName

必要ならブランチを変更します。現在、デフォルトは1.7-master-composer(1.7/masterに相当)です。

$ git branch -a
$ git checkout 1.7-master-composer

composer installコマンドを実行します。

$ php composer.phar self-update
$ php composer.phar install

もし、新しいGitリポジトリを希望する場合は、以下のようにしてください。

$ rm -rf .git
$ git init

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Tags: fuelphp, composer

Nagoya.php vol.4のまとめ

2014/3/15に開催されたNagoya.php vol.4に参加しました。

今回も少人数でかなりレベルの高い勉強会になりました。

1. 技術的負債を生んでしまうチーム開発

出てきたキーワードなど。

  • 技術的負債
  • Pull Request(駆動開発)
  • CI
  • ペアプログラミング

2. WEBフレームワークとの依存しない付き合い方を考えてみる

Nagoya.php三大フレームワークは「Symfony、FuelPHP、CakePHP」らしいです。

出てきたキーワードなど。

3. 「オフラインリアルタイムどう書く」の問題をみんなで解いてみる

第18回オフラインリアルタイムどう書くの問題「フォークじゃない 〜 横へな 2014.2.1 問題」をみんなで解きました。

時間内には完了しませんでしたが、その後、発表された参加者の解答例。

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Tags: php, nagoyaphp

Re:VIEWの実行環境をVagrantで構築する

書籍および電子書籍のためのデジタル出版システム「ReVIEW」の正式名称が「Re:VIEW」になったことを記念して、Vagrantfileを作成しました。

これで、コマンドを数行打つだけでRe:VIEWを実行できる仮想マシンを構築でき、ReVIEWファイルからPDFやEPUBを作成できます。

VirtualBoxとVagrantのインストール

まず、フリーな仮想化ソフトウェアであるVirtualBoxを、以下からダウンロードしインストールします(執筆時の動作確認バージョンはVirtualBox 4.2.18)。

VirtualBoxの仮想イメージを操作するツールであるVagrantを、以下からダウンロードしインストールします(執筆時の動作確認バージョンはVagrant 1.5.0)。

これで準備は完了です。

Re:VIEWサンプルデータの取得

https://github.com/takahashim/review-sample-bookからRe:VIEWのサンプルデータを取得しておきましょう。

Gitが使える場合は、以下でokです。

$ git clone git@github.com:takahashim/review-sample-book.git

Gitを使わない場合は、Zipファイルをダウンロードして解凍してください。

Vagrantfileのインストール

サンプルデータのフォルダreview-sample-bookで、https://github.com/kenjis/vagrant-review-precise64からVagrantfileをダウンロードします。

Gitが使える場合は、以下でokです。

$ cd review-sample-book
$ git clone git@github.com:kenjis/vagrant-review-precise64.git

Gitを使わない場合は、Zipファイルをダウンロードして解凍して、review-sample-bookフォルダに配置してください。

フォルダ構成は、以下のようになります。

review-sample-book/
└── vagrant-review-precise64/

仮想マシンの構築

それでは、仮想マシンを構築します。

$ cd vagrant-review-precise64
$ vagrant up

初回は仮想マシンのイメージファイルをダウンロードし、仮想マシンを起動し、必要なパッケージをダウンロードしインストールするため、非常に時間(数時間?)がかかります。

もし、パッケージのインストールが途中で失敗した場合は、以下のコマンドで再度、プロビジョニングしてください。

$ vagrant provison

仮想マシンの起動と停止

仮想マシンの停止は、vagrant-review-precise64フォルダに移動して、

$ vagrant halt

とします。vagrant suspendコマンドを実行すれば、仮想マシンをシャットダウンせずに状態を保存したまま停止できます。

仮想マシンの起動は、

$ vagrant up

仮想マシンを破棄するには、

$ vagrant destroy

とします。

reviewコマンドを実行してPDFやEPUBを作成する

まず、仮想マシンにSSH接続します。

$ cd vagrant-review-precise64
$ vagrant ssh

vagrant sshがエラーになる場合は、PuTTyやTeraTermなどSSHクライアントから以下の情報で接続してください。

Host:     127.0.0.1
Port:     2222
User:     vagrant
Password: vagrant

仮想マシンでは、ホストOSの1つ上のフォルダ(ここではreview-sample-bookフォルダ)が~/review-projectとしてアクセスできるようになっていますので、そこでreviewコマンドを実行します。

vagrant@precise64:~$ cd ~/review-project/src
vagrant@precise64:~/review-project/src$ review-pdfmaker config.yml
vagrant@precise64:~/review-project/src$ review-epubmaker config.yml

これで、review-sample-book/srcフォルダにbook.pdfとbook.epubが作成されました。

スクリーンショット

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Tags: re:view, vagrant