電子書籍『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 第2版』プレゼントキャンペーン

達人出版会から『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 第2版』の正式版が刊行されました。

『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 第2版』とは?

この書籍は、2012年に同じく達人出版会から刊行された『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP』(初版)の改訂版です。なお、初版は、達人出版会年間ランキング2013第8位でした。

その名のとおり、フレームワーク初心者の方を対象としたPHPフレームワークの入門書です。

今回の第2版は、初版をベースに古くなった部分を更新し、また、いろいろな変更を加えたものです。

例えば、

  • 最新のFuelPHP 1.7に対応
  • IDEをEclipseからNetBeansへ変更
  • Vagrantでの開発環境構築方法の追加
  • Gitでの操作方法を追加(ただし、書籍で必要な操作のみ)
  • コントローラのユニットテストの作成方法の追加

また、初版は1冊でしたが、3冊に分割され、必要な部分のみ購入することも可能になりました。DRMフリーのPDF版とEPUB版がありますので、お好きなデバイスで読めると思います。

はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(1) 環境構築編
鈴木憲治
達人出版会
発行日: 2014-04-17
対応フォーマット: EPUB, PDF
はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(2) 入門編
鈴木憲治
達人出版会
発行日: 2014-04-23
対応フォーマット: EPUB, PDF
はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(3) 実践編
鈴木憲治
達人出版会
発行日: 2014-04-23
対応フォーマット: EPUB, PDF

プレゼントキャンペーン

この電子書籍の正式発売を記念して「プレゼントキャンペーン」を実施することになりました。応募者の中から抽選でこの書籍が達人出版会よりプレゼントされます。

キャンペーンの詳細は、以下のサイトをご覧ください。

関連

Tags: fuelphp, ebook

FuelPHP 1.xのモデルファイルをPSR準拠に変更する

FuelPHP 1.xではファイル名はすべて小文字という規約があるのですが、モデルのファイル名をやっぱりStudlyCapsにしたくなったので変更してみました。

今回は、FuelPHPの通常のモデルを配置するclasses/modelはそのままに、別にclasses/Domainフォルダを作成し、その下だけを対象とします。

composer.jsonの変更

プロジェクトトップのcomposer.jsonにautoloadを追加します。

以下は、モジュールMymoduleのDomainフォルダ以下をPSR-4に指定しています。

    "autoload": {
      "psr-4": {
          "Mymodule\\Domain\\": "fuel/app/modules/mymodule/classes/Domain/"
      }
    }

composer.jsonを変更したので、ComposerのAutoloaderを更新します。

$ composer dump-autoload

これで準備OKです。

クラス名とそのファイル名

fuel/app/modules/mymodule/classes/Domainフォルダ以下はPSR-4に従ってオートロードできるようになっています。ファイル名とクラス名の大文字小文字を一致させることができ、CampaignRepositoryクラスのようなクラス名が使えます。

例えば、\Mymodule\Domain\Specification\OpenCampaignSpecificationクラスなら、ファイルは

  • app/modules/mymodule/classes/Domain/Specification/OpenCampaignSpecification.php

になります。

Tags: fuelphp

fakerでフェイクなデータを作成してみる

ユーザ名やメールアドレスなどのダミーデータを作成してくれるFakerというPHPのライブラリがあります。

Composerによるインストール

$ mkdir faker
$ cd faker
$ composer require "fzaninotto/faker:v1.4.0"

スクリプトの作成

データを出力するスクリプトを作成します。

test.php

<?php

require __DIR__ . '/vendor/autoload.php';

$faker = Faker\Factory::create('ja_JP');

for ($i=0; $i < 10; $i++) {
    echo $faker->name . ' ';
    echo $faker->address . "\n";
}

データを生成してみる

$ php test.php 
山田 直子 9454424  北海道渚市北区吉本町工藤10-5-1
西之園 桃子 1491403  愛知県藤本市北区西之園町三宅8-6-4
喜嶋 里佳 5132234  北海道山田市北区三宅町田辺1-7-2 コーポ加納104号
加納 晃 8379973  徳島県浜田市東区山田町吉本6-4-6
村山 あすか 7274284  岐阜県大垣市東区大垣町浜田7-3-2
西之園 明美 2019065  千葉県工藤市西区喜嶋町西之園6-4-2 ハイツ田辺108号
加納 聡太郎 7265432  広島県喜嶋市西区吉本町吉本3-9-3
山田 あすか 5918153  神奈川県三宅市東区吉本町笹田9-9-4
浜田 加奈 6238601  北海道青田市東区三宅町津田8-5-5 ハイツ加納105号
鈴木 知実 1431819  石川県工藤市東区三宅町杉山9-7-6 ハイツ加納101号

それっぽいです。

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Tags: php