CodeIgniter 4.2.11(セキュリティ修正)がリリースされました

この記事は CodeIgniter Advent Calendar 2022 - Qiita の23日目です。まだ、空きがありますので、興味のある方は気軽に参加してください。

CodeIgniter v4.2.11

以下の 2件の脆弱性を修正した CodeIgniter 4.2.11 がリリースされました。 既存ユーザーの方は直ちにアップグレードすることを推奨します。

なお、破壊的な変更がありますので、アップグレードガイド に従ってください。

修正された脆弱性:

Attackers may spoof IP address when using proxy

サーバーがリバースプロキシーの後ろに配置された構成の場合に、 この脆弱性を悪用すると、攻撃者はIPアドレスを詐称できる可能性があります。

Potential Session Handlers Vulnerability

アプリケーションが、

  1. 複数のセッションクッキー(例:ユーザーページ用と管理者ページ用)を使用し、
  2. セッションハンドラに DatabaseHandlerMemcachedHandler、または RedisHandler を使用している場合、

攻撃者が、あるセッションクッキー(例:ユーザーページ用)を取得すると、別のセッションクッキー(例:管理者ページ用)を必要とするページにアクセスできる可能性があります。

たぶん、このようにセッションクッキーを 2つ以上使っているユーザーはほとんどいないと思いますので、この脆弱性の影響を受けるユーザーは少ないと思います。

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参考

Date: 2022/12/23

Tags: codeigniter, codeigniter4, release, security