2016年FuelPHP 1.xのインストール方法のベストプラクティス post

ベストプラクティスも時の経過に伴い変わっていきます。

FuelPHPのインストール方法は従来oilコマンドをインストールして行う「クイックインストール」でした。しかし、現在、この方法はクイックではありません。

ということで、私が考えるインストール方法のベストプラクティスをまとめておきます。

リリース版をインストールする場合

結論から言うとZipファイルからインストールする方法が最速かつ簡単です。

ブラウザを使う場合は、http://fuelphp.com/ にアクセスし「Download v1.7.3 now!」ボタンをクリックしてください。

コマンドラインからは以下でダウンロードできます。

$ curl http://fuelphp.com/files/download/34 -o fuelphp-1.7.3.zip

ダウンロードしたZipを解凍し、必要ならフォルダのパーミッションを変更します。

$ unzip fuelphp-1.7.3.zip
$ cd fuelphp-1.7.3
$ php oil refine install

これで完了です。

もし、HTTPでダウンロードするだけでは信用できないという方は、例えば、以下のように検証してください(FuelPHP 1.7.3の場合)。ハッシュ値を計算したのは私ですが...

$ php -r "if (hash('SHA384', file_get_contents('fuelphp-1.7.3.zip')) === '30abfecdf3c941247572ee2bf195b546d7f72748985af3fd04d962e51fa7419538eede5c3ad460a18dea5af616110f79') { echo 'Verified'.PHP_EOL; } else { echo 'Corrupt'.PHP_EOL; }"

Zipファイルには依存するComposerパッケージもすでに含まれていますので、そのままで動作可能です。以下のコマンドでWebサーバが起動します。

$ php oil server

http://localhost:8000 にアクセスすれば、FuelPHPのWelcomeページが表示されるはずです。

Composerパッケージの更新

以下で完了です。FuelPHPのCoreなども現在はComposerで管理されていますので、FuelPHPのバージョンが上がった場合もこれで更新できます。

$ php composer.phar self-update
$ php composer.phar update

ただし、1.7.4がリリースされたときは、index.phpなどにも少し変更(fuel/fuelリポジトリの変更)がありますので、変更されたファイルを手動で更新する必要があります。

開発版をインストールする場合

FuelPHP 1.7.3はPHP 7に対応していないので、PHP 7で実行したい場合やPull Requestを送る場合は、1.8/developブランチをインストールする必要があります。

Composerから以下のコマンドでFuelPHPをインストールしてください。

$ composer create-project fuel/fuel:dev-1.8/develop --prefer-source fuelphp-1.8-dev

これは依存パッケージを1つずつgit cloneしますので、時間がかかります。

途中で止まってしまいtokenを聞かれた場合は、「tokenを聞かれFuelPHP 1.7.3がうまくインストールできない場合」を参照してください。

1.8/develop から 1.7/master への更新

1.8/develop で開発していたが、新しいバージョンが正式リリースされたのでそちらに変更する場合。

まず、composer.jsonを正式版のものに置き換えます。

次に依存パッケージを削除します。

$ rm -rf fuel/core/ docs/ fuel/packages/auth/ fuel/packages/email/ \
  fuel/packages/oil/ fuel/packages/orm/ fuel/packages/parser/ \
  fuel/vendor/

そして、composer update します。

$ php composer.phar update

もし、fuel/coreなどをgitリポジトリとしてインストールする必要はもうないという場合は、以下のように --prefer-distオプションを指定すれば、git cloneされずに指定バージョンのソースだけがダウンロードされるので速くダウンロードできます。

$ php composer.phar update --prefer-dist

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Date: 2016/03/02

Tags: fuelphp