FuelPHP 1.7.3がリリースされました

FuelPHP 1.x系の最新の安定版であるFuelPHP 1.7.3が5/20にリリースされました。

主にバグ修正のリリースですが、マイナーな機能追加も含まれます。アップグレードの前にChangeLogをよく確認しておきましょう。

なお、FuelPHPの開発は2.0に移っており、1.x系には大きな新機能は追加されません。

1.7.3のバグ修正は1.8/developブランチに送信してください。1.8/developブランチは、1.x系の保守のためのブランチです。

セキュリティ修正

セキュリティ修正はありませんが、PHPSecLibとHtmlawedのバージョンが更新されています。

互換性に関する変更点

  • composer.jsonのminimum-stabilitystableに変更されました。
  • public/index.phpおよびoilが変更されています。
  • 複数のモジュールやパッケージをload()メソッドでロードした場合、すべて成功した場合にだけtrueを返すように変更されました。
  • CLIモードではFuelは出力バッファリングをしなくなりました。
  • 検証ルールmatch_collectionはマッチするコレクションが渡されなかった場合、trueを返すように変更されました。

バグ情報

バグに関する情報は、以下にまとめていきます。

FuelPHP 1.x系について

FuelPHP 1.xの最終バージョンが1.8になり、それは、2.0がリリースされるときにリリースされます。1.8はLTS版となり、新機能は追加されませんが、バグ修正とセキュリティ修正は長期間提供されます。

『はじめてのフレームワークとしての FuelPHP 第2版(改訂版)』

FuelPHP 1.7.3対応の追加情報が出ています。詳細は、以下のサポートサイトの「追加情報」を参照願います。

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Date: 2015/05/21

Tags: fuelphp, release