FuelPHPでバックエンドを開発するための「Fuel Start」をインストールしてみる

FuelPHPでバックエンドを開発するための「Fuel Start」というのがGitHubにありましたので、インストールしてみました。

機能としては、以下があげられています。

  • Account management with ACL.
  • Account level/role management.
  • Administrator page permission.
  • Multilingual ready.
  • Admin configuration page.
  • Easy template layout system.

それなりの機能がすでにあるので、これを元にバックエンドを素早く開発できるというものです。

ダウンロード

Gitでダウンロードしました。

$ git clone git@github.com:ve3/fuel-start.git

Gitが嫌な場合は、https://github.com/ve3/fuel-start/releasesからダウンロードしてください。

パーミッション設定をしておきます。

$ cd fuel-start
$ oil r install

fuel/app/tmpフォルダがないためエラーが出ましたが、とりあえず放置しておきます。

データベースの作成

ここでは、fuelstartというデータベースをphpMyAdminから作成しました。

fuelstart db.sqlのインポート

付属するfuelstart db.sqlfuelstartデータベースにphpMyAdminからインポートしました。

データベース接続設定

fuel/app/config/development/db.phpにデータベース接続設定を記載します。

画面

ブラウザでアクセスします。

フロントの英語ページ スクリーンショット


管理ページへ、初期ユーザadmin(パスワードはpass)でログインします。 スクリーンショット


管理ページ(ダッシュボード)。 スクリーンショット


[Website]→[Global configuration]メニューを選択。 スクリーンショット


[Users roles and permissions]→[Users]メニューを選択。 スクリーンショット


こんな感じで一通りの機能があるようです。

Blog

[Components]メニューにBlogがありますが、デフォルトではBlog用のテーブルがありません。

/blog/admin/setup/install

にアクセスするとテーブルが作成されるようになっています。

fuel/app/modules/blog/classes/controller/setup.php

にロジックはあります。

まとめ

Fuel Startには、一通りのバックエンドの機能が実装されています。

これをベースにするかどうは各々の判断ですが、使わないとしても間違いなく開発時の参考になるでしょう。

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Date: 2014/02/06

Tags: fuelphp, database