FuelPHP 1.7がリリースされました
バグ修正および機能追加と改良を含むFuelPHP 1.7が10/14にリリースされました。
すべてのFuelPHPユーザは1.7へアップグレードすることが推奨されますが、既存のアプリをアップグレードする前に、Changelogで変更点をチェックしておきましょう。
- http://fuelphp.com/blogs/2013/10/fuelphp-releases-v1-7(英語)
- https://github.com/fuel/core/wiki/Changelog-v1.7(英語)
- FuelPHP 1.7 ドキュメントの日本語訳(翻訳中)
なお、FuelPHP 1.7は1.x系の最後のリリースバージョンになります。今後の開発はFuelPHP 2.0のみに移りましたので、今後は、1.x系へはバグ修正のPull Requestのみが受け付けられます。
1.7へのバグ修正は1.8/developブランチに送信してください。1.8/developブランチは、1.x系の保守のために作成されたブランチです。
主な変更点
セキュリティ関連の修正は、すでに公表済みのFuelPHP 1.6.1 以下へのセキュリティ勧告(脆弱性)に対する修正のみです。
目についた変更点を以下にピックアップしました。1.7は大きな変更はなく、バグ修正と小さな機能追加が主です。詳細は、Changelog v1.7を参照してください。
- Authパッケージの多数のバグ、特にOpAuthやOrmauthドライバに関するものが修正されました。
- Ormパッケージの多数のバグ、特にModel_SoftとModel_Nestedsetに関するものが修正されました。
- Twitter Bootstrapは3.0にアップグレードされました。
- リバースルーティングで正規表現のルートを使えるようになりました。
- DBは、アプリケーションから完全に透過的なマスター/スレーブ設定をサポートしました。
- CSRFトークンの隠しフィールドをフォームに追加するためのForm::csrf()メソッドが追加されました。
- Langクラスに、言語データをデータベーステーブルに格納するドライバが追加されました。
- Pagination::render()にレンダリングされたHTMLではなく、生のページネーションデータを返すオプションが追加されました。
- Validation Errorオブジェクトから、すべてのまたは個々のエラーメッセージを取得するValidation::get_error_message()が追加されました。
『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP』
FuelPHP 1.7対応の追加情報が出ています。詳細は、以下のサポートサイトの「追加情報」を参照願います。
FuelPHP 1.7 翻訳ウィーク
FuelPHP 1.7のリリースに合わせて、公式ドキュメントの翻訳を加速するためのイベント、「FuelPHP 1.7 翻訳ウィーク」が開催されています。
バグ情報
バグに関する情報は、以下を参照願います。
関連
Date: 2013/10/15